南相馬市市民活動サポートセンター

震災語り部通し市民活動を語る 岩橋光善さん

 南相馬市市民活動サポートセンター(サポセン)の山田と申します。9月21日、開館したばかりの双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館へ取材に行きました。登録団体様である「心ひとつに野馬追伝承会」の岩橋光善さんが、活動の一環のため震災語り部として登壇されたからです。岩橋さんは、登録語り部として1年間の研修を受けて、この日の登場となりました。


 岩橋さんは、午前10時と同11時台に2回話されました。2011年3月11日、双葉町細谷にある勤務先の事業所で震災に遭ったことをまず話されました。南相馬市原町区の自宅に帰る途中、津波に遭遇したものの運よく被害に遭わず、小高区の街なかを通り抜けて自宅に戻ることができたと、生々しい実体験を淡々と話されました。避難から、震災後の状況、自分が行ったボランティアなども話されました。方言で話されると、よりリアルに聞こえてきますね。


 岩橋さんはその上で、南相馬市の原町区、小高区、鹿島区、浪江町、双葉町、大熊町と被害の状況がばらばらで一体感が持てない現実を目にして、すべての地域が関わる野馬追を通して問題が共有できるのではと思い、「心ひとつに野馬追伝承会」を立ち上げたと説明しました。市民活動を通じて、今後の復興に寄与したいとご自分の夢と希望で話をまとめた、素晴らしい「語り」でした(岩橋さんの語り部として登壇する日は、伝承館へお問い合わせください)。

震災語り部通し市民活動を語る 岩橋光善さん
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